クラス分け張り出しの掲示板の前には沢山の人で溢れていた。
凜は、なかなか自分がどこのクラスか探すことが出来なかった。



あっ!あったぁー!



「「一年三組かー…」」



?誰かと声が重なった?


振り返ってみると、そこには髪がサラサラで目がくるっとしたジャニーズ系のかっこいい男の子がいた。



うわぁー!すっごいかっこいい。



「君も、三組なんだー。俺、神林慶太(かんばやしけいた)。よろしくな!」



声をかけられ、我に返った。



「は、はいっ!私は、一ノ瀬凜です。」



すると後ろから…



「けーいっ!」



慶太君の友達らしき人がこっちに向かってきた。