<良かったね!!
楽しかったみたいだし!>


「まぁね。」


<このまま、陽太先輩のことも好きになっちゃったりしてね!>


「それはないよー!男苦手だもん!!」


そう。


あたしが陽太先パイを好きになるなんてありえないよ。


男は苦手なんだから。


<わかんないよー(笑)じゃぁ、また月曜ね!>


「うん。ばいばーい。」


確かに、先パイといても恐怖心なんか少しもないし、


むしろ、一緒にいて楽しいとか思っちゃってるけど...


でも、好きにはならないよ。


恋なんかしないよ。


あんな風に裏切られるのは、もう嫌だから。


あの日から、あたしの中から”恋”というものは消えたんだ。