「どこ行くんですか?」


「どっか行きたいとこある?」


「あっ、特に...。」


「そっかー。じゃぁ、適当にその辺ぶらぶらするか!」


そう言うと、先パイは歩き出した。


相変わらず、先パイの2歩後ろを歩いた。


特に目的地のないまま、適当に歩いていた。


すると突然、一軒の店の前で止まった。


そこは、Ageinというショップだった。


「このストラップ良くね!」


「本当だぁ!」


「せっかくだから、お揃いで買おうぜ!」


「えっ?」


「今日の記念にだよ!」


「あっ、はい。なら、色違いにしましょうよ!」


「じゃぁ、俺は青にするから水咲はピンクな!」


「はい。」