「姫佳チャンも柚葉ちゃんも、寂しいでしょ?」
「まぁ。」
「そうよねー。
柊哉は中学のときから頭良かったから大丈夫だろうけど、陽太は微妙よね。」
「璃桜さん、柊哉先輩とも仲いいんですか?」
「まぁ、陽太の親友だし。
何度もここに遊びに来てたからね。
第2の弟みたいな?(笑)」
♪~
「あっ、柊哉先輩だぁ!
ちょっと出てくるね!」
柚葉は、嬉しそうに電話に出ていった。
「姫佳チャン。
なんかあったら、すぐに言ってね?
あいつも、大変なのよ。
どうしても森園大学に行きたいって。」
「わかってます。
先パイにもやりたいことはありますから。」