教室に戻るとみんなから質問攻めされた。
「姫佳!!
陽太先輩とどうゆう関係?
どうやって仲良くなったの?」
「姫佳って男苦手でしょ!
なのに、何で陽太先輩と話してるの?」
「陽太先輩だけじゃないよ!
柊哉先輩とも一緒だった!」
「ねぇどうゆうこと?どうゆう関係?」
みんな口々に質問してきた。
「知らない男に絡まれた時、陽太先パイが助けてくれたの。
柊哉先輩は、陽太先パイの友達なだけ。」
「なーんだ!そっかぁー。
まぁ確かに、男が苦手な姫佳が陽太先輩たちと話すなんてありないもんね!」
「いいなぁー!陽太先輩に助けてもらえるなんて!」
「うらやましいー!!」
陽太先パイは人気者なんだと、改めて実感した。
でも男は苦手だ。
たとえ、どんな人気者であろうと。
