「座れよ。」 「言われなくても座るわよ!」 中は殺風景で、 机やチェスト、ベッドなどの 必要最低限の家具は以外、何も置いていない。 「…」 「…」 「ちょっと、話しなさいよ!何よ!眠たそうな顔して」 「眠いんだよ。 きのう、彩月が寝かせてくんなかったから…。 ちょっと、コンタクト外してから話す。 いつ寝るかんかんねーし。」 駿太郎は立ち上がり、廊下に出ていく。 …、でもなんだろう、、、。 何回も男の部屋にあがったことあるのに… いつもと違う。 心臓がバクバクいって静まらない。