「うっっ。くぅ...。」



いつも通りの通学路を歩いていたら急に心臓が痛くなった。


なにコレ...。


最近全然なかったのに...。


こんな事を考えている間もどんどん痛くなっていく。



私...死んじゃうのかな。



朦朧とした意識の中,誰かが近づいてくるのが分かった。



「楓香!楓香!大丈夫か!?!?」


あれ...。なんで私の名前,知ってるんだろう...。


そんなことを考えながら

私は


意識を手放した