聡ちゃんを連れてきた場所は、私の好きなアイス屋さん。



「ここのお店のアイスが美味しいの!」


そう言っては、聡ちゃんと二人で入った。


まだ9月だからか、店内は混んでいた。

列に並んで、順番が来るのを待った。







「いっらっしゃいませ。種類はお決まりでしょうか。」


レジの前まで来たところで、食べたいアイスを聡ちゃんと一つずつ言った。


私はキャラメルのアイスを。

聡ちゃんはチョコチップのアイスを頼んだ。




そして私がバッグから財布を取り出そうとすると、俺が払うと言ってポケットから財布を取り出した聡ちゃん。


お金を払ってアイスを受け取れば、お店を出た私たち。