「ほとんどプローウォカティオがやってくれちゃうから、地上への手紙を2、3通程度しか…って、話逸らすなよ」

質問に答えながらもオルビスは軌道修正する。

「お前も言えば?」

「は?」

クリュっちは転換した話題をもとに戻され、ため息をつくも、
諦め半分でオルビスに何かを提案した。

「言うって何を」

「セルに告白しろって言ってんだ」

えええっ!?
オルビスもセルのこと…!?

セル、モテキ!!?

三角関係だったのか…全然知らなかったけど。

俺はオルビスを追い詰めてみようと思い立った。

「や、俺は別に…」

「別に?」

「好きなわけじゃ…」

「好きなわけじゃ?」