仕置き…罰だよね?

「わざとやったなんてもし発覚したら、彼の人生終わるよ。

それくらい怖いところだよ。

任務を果たせなかったときも罰は与えられるけど、何かを巻き込んだときの罰のほうが重い」

私は驚愕のあまり、しばらく声が出なかったが、青年は黙って待ってくれた。

「じゃあ…ミサイルを振り切ろうとしただけなんだね…」

「俺にはミサイルをインペラートルになすりつけたようにも見えたけどな」

クリュさんがパンを頬張りながら言う。

あ、朝ご飯中だった~。

皆の存在忘れてた~。

「何を根拠に?」

「コルニクスはインペラートルのすれすれの位置を降下したんだ」