しばしの沈黙。
ほら、案の定。
赤い顔して考えてる。
可愛いったらない。
その沈黙の中、
鳴り響く召喚魔法と治癒魔法の音。
愛しの彼女は、顔は俺の方を向きながら、
音を頼りになおもゲームを続行していた。
「…幸、器用だね。」
思わず呟いてしまった。
しまった。ダメだ。この雰囲気を壊しては…。
押しのもう一手を出す
「結婚、してくれる?」
「…うん。あ、いや…はい。」
彼女らしい返事。
顔がニヤケる。
「良かったー」
これで君はオレのモノ。
誰にもあげない。
黒い心がオレを支配しかけた時、
「…てっちゃんに似たコドモだったら良いな。絶対可愛い。」
ポツリと呟いた幸。
…自分の魅力に気付かない彼女
「なに言ってんの。幸に似たらもっと可愛いよ。
ま、どっちにしたって…幸から生まれた子なら
どんな子でも可愛いけどね」
自分のコドモよりも
きっと幸が一番可愛い。
黒くなりかけた心に光が差し込む。
君は希望の光。
なによりも大切なんだ。
だから教えてあげる。
「ね、さっちゃん。
そのラスボスさ…一度負けて、アイテム探すイベントにならないと何しても倒せないんだよ。」
「え?!マジ?!」
「うん。本当。」
ねぇ、幸。
オレ、結構我慢したよね。
本当に…もう限界だよ。
ゆっくり幸に近付いて
柔らかい唇を舐めた。
「…可愛いコ、作ろうか」
真っ赤になりながら、
幸はゆっくりと目を閉じた。
思わず口角があがる。
…幸、夜は長いね。
ほら、案の定。
赤い顔して考えてる。
可愛いったらない。
その沈黙の中、
鳴り響く召喚魔法と治癒魔法の音。
愛しの彼女は、顔は俺の方を向きながら、
音を頼りになおもゲームを続行していた。
「…幸、器用だね。」
思わず呟いてしまった。
しまった。ダメだ。この雰囲気を壊しては…。
押しのもう一手を出す
「結婚、してくれる?」
「…うん。あ、いや…はい。」
彼女らしい返事。
顔がニヤケる。
「良かったー」
これで君はオレのモノ。
誰にもあげない。
黒い心がオレを支配しかけた時、
「…てっちゃんに似たコドモだったら良いな。絶対可愛い。」
ポツリと呟いた幸。
…自分の魅力に気付かない彼女
「なに言ってんの。幸に似たらもっと可愛いよ。
ま、どっちにしたって…幸から生まれた子なら
どんな子でも可愛いけどね」
自分のコドモよりも
きっと幸が一番可愛い。
黒くなりかけた心に光が差し込む。
君は希望の光。
なによりも大切なんだ。
だから教えてあげる。
「ね、さっちゃん。
そのラスボスさ…一度負けて、アイテム探すイベントにならないと何しても倒せないんだよ。」
「え?!マジ?!」
「うん。本当。」
ねぇ、幸。
オレ、結構我慢したよね。
本当に…もう限界だよ。
ゆっくり幸に近付いて
柔らかい唇を舐めた。
「…可愛いコ、作ろうか」
真っ赤になりながら、
幸はゆっくりと目を閉じた。
思わず口角があがる。
…幸、夜は長いね。