『どこへ行くの?』



本音を言うと私は、仮入部とかどうでもいい




だって帰宅部でいいと思っているんだもん





「帰宅部とかは、なしよ。」




『えっ!?』




どうしてそんなことがわかるの?




私の思っていることが、芽依にバレている……





「この学校のことちゃんと知って入ったでしょーね。」





ギクッ




予想もしていなかったことに、体が思った以上にびくつく