「はぁ、はぁ……純情いずこ……」


「ありがとな、助かった」



 きっちりスリーサイズを測られた私は、地面に手を付き落ち込んでいた。


「もうやだ……」

「思った以上に貧乳だったな」

「うるさい!!」



 もうすぐでBだもん多分!

 柏崎君に真実を知られた私はもうショックが半端無かった。

触られたし。触られたし! 触られたし!! 普通に!


「にしても、お前、なんか体温高くなかったか?」

「え? …ああ、熱……」

「ふうん、だからか」



 ほんと、入るんじゃなかった……。