「……お前、」

「はい?」

「何か勘違いしてないか?」


 え、勘違い?


 柏崎君が呆れたように私を見ている。
 え、えっと?


「お前、俺が趣味でスリーサイズ聞いたと思ってんだろ」

「え、違うの」

「……バカじゃねぇの」



 カチン。
 何よ、そこまで言わなくたって良いじゃん!!



「俺がお前みたいな幼児体型に好き好んでスリーサイズなんか聞くかよ」

「………!! うわ、最低!!」



 柏崎君はハッと私をバカにするように笑った。