「あっ、花歩と翔太幼馴染なんだよね♪」


「うん!翔太、桜を頼むよ~」
と、言いたくない言葉を言い、
翔太の肩にぽんっと手を乗せた。

正直、つらい。
2人を見たくなかった。

「あっ、あたし!!今日日直だった><」
と言って、この場から立ち去った
本当は、日直でもない。
あたしは、嘘をついてしまったのだ。


早く、早く

心のどこから聴こえた、この言葉。


深く、胸に突き刺さった。