急に開いたドアのせいでバランスを崩した


こける・・・!!!!




すると

「お」






ぎゅ




っと受け止められた。



助かった・・・



「大丈夫?お姫様」


「野口くん・・・!!」



受け止めてくれたのは、野口くんだった。



「あ、ありがと!」


「うん。気をつけてね」




野口くんは、黒髪に白いメッシュが入ってて
クールな感じだけど、優しそうでかっこいい人。





私が、今の状況が良くわからず床に座り込んでいると



「姫?」





聞きなれた声に顔を上げると



「も、望月くん・・・」



目の前に望月くんのキレイな顔があった。




「どーしたんだよ」