彼氏は歯医者さん☆

優『出来るじゃん!光基口閉じないようにしてて』

光基『おう!愛羅ちゃんちょっとがんばろうね~』

光輝さんに口を開けさせられた
ちょっと抵抗してみたけど無理だった.....


優『愛羅虫歯の部分削るよ~ちょっと痛いよ』

優くんが歯を削る機械を持ちながら言った


....ガリガリガリガリ.....

痛い~!痛いってば~
ちょっとじゃなくてめっちゃ痛いんですけど....

声出したくても出せないから、ただ泣いてることしかできない

優『あと、ちょっとだから~動かないで』

光基『愛羅ちゃん動かないで~大丈夫だから~』

いやいや....
大丈夫じゃないから
優『OK~終わり~後は型とって詰めたら終わり~よく頑張ったね』

そう言いながら手袋を取って頭をナデナデしてくれた

光基『愛羅ちゃんあとちょっとがんばろ~』

愛羅『痛い??』

光基『後はもう痛くないよ』

痛くないならいっか
もぅ、早く帰りたい~

型とられて詰めてもらって終了~!

やった!これで帰れる~
超疲れた
ってかめっちゃ泣いたし....

愛羅『優くん早く帰ろ~』

優『うん。光基も来る?これから慎の家でご飯だけど?』

光基『じゃあ、行こうかな~久しぶりに慎にも会いたいし』


優くんの車で家にしゅっぱ~つ!
はぁ、やっと終わった~
優『....羅、愛羅、愛羅~』

ん??何~?

優『愛羅~起きて~』

私寝ちゃったんだ....
眠いよ~

愛羅『ん~』

優『早く起きて』

私は、目をこすりながら起きた

優『ほら愛羅、行くよ』

愛羅『....うん....』

優くんに連れられて家に入った



愛羅『ただいまぁ』

小さい声で言うとお兄ちゃんが玄関まで来た

慎『おかえり。遅かったね~愛羅歯医者頑張った??』

愛羅『ぅん....』

慎『えらい、えらい』

そう言って私の頭を撫でた

慎『おう!光基!久しぶり~』

光基『おう!久しぶりだな元気だったか?』

そんなお兄ちゃん達の会話を聞きながら私はソファーにダイブした!

だって疲れたんだもん
テレビ見よ~



慎『愛羅~ご飯は??』

愛羅『いらな~い』

優『愛羅どうしたの?』

愛羅『疲れた』

ってさっきから言ってんじゃん

優『頑張ったもんね!』

優くんに褒められちゃった!
嬉しいな♪

優くんといるとドキドキする
これって恋?
私、優くんのこと好きなのかな?

そんなこと考えてたらいつの間にか寝ちゃってた




地獄の歯医者が終わって4日後....

愛羅『ただいま~』

そう言いながら部屋に入って着替えてソファーへGO!!

テレビ見てたらお兄ちゃんからメールが来た

どうしたんだろう??


「愛羅へ
ごめん。お兄ちゃん今日家に帰れなくなった....患者さんが急変したからお前一人じゃ心配だから今日は優の家に泊まってよろしくね!」

あぁ~お兄ちゃん帰ってこれないんだ
ま、しょうがないよね~

って、ちょっと待てよ....
優くんの家に泊まる??
無理無理はずいじゃん

一人でも大丈夫だよ!
私だって高1だよ

お兄ちゃんに大丈夫ってメールしとこ




「お兄ちゃんへ
私なら一人でも大丈夫だから!心配しないで!」


よしっ!!
これでOK!!

今日ごはん何食べよう??
まぁいいや!何とかなるでしょ!


それから一時間ぐらいテレビを見てた



すると........





----ポツッ、ポツッ、ポツッ-----
  
----ザーザーザーザー----

うわっ!雨降ってきた~

優くんの家に行っとけばよかったかも~


そう思っていたら

「「ピカッッ!!」」

「「ゴロゴロゴロゴロ~」」

愛羅『きゃぁ~~!!』

私はもう大パニック!!
実は私、雷ダメなんです....

怖い....

お兄ちゃん帰ってこないし~

ほんと、どうしよう