ゆうくんたちが
帰ったため
わたしと姉とゆうきも
帰ることになった。



ゆうきはいつも
わたしたちを家まで
送ってから
自分の家に帰る。


それほど
友歌を好きなんだね…
その証拠に二人の手は繋いだまま。



ここには愛がある。
わたしはいつも
自分の存在が邪魔かな
って思う。



でも同じ学校だし
終わるのも帰る道も
一緒だから
どうせ1人で帰っても
二人に会ってしまうんだ。



わたしは二人の少し後ろを歩く。