「「キーンコーンカーンコーン」」



「それでは作ったのを
わたしのところに持ってきてから帰ってください。」


先生の指示で
みんなが動いた。




早く帰りたい…
早く下駄箱のとこに行かないと…


亜美と夏菜と鈴より先に

下駄箱まで行かないと
あの3人下駄箱で
たまるから
なんか言われてしまう…



わたしは先生にプリントを渡し、急いでリュックを持って下まで降りた。



今日はなんとか間に合ったWW



わたしは靴を履き替え
外の自転車置き場付近で
姉たちを待っていた。