私は、中学卒業し高校には行かなかった。

理由は、学校が大嫌いだから。
ただそれだけの理由。

親には昨日までずっと毎日怒鳴りつけられてた。そんな毎日が嫌で嫌で…

私は家を出てっいった。


この先の事何て何も考えてないし。どう暮らすかもわからない。

もう辺りは真っ暗に、夜中の12時だった。


「寒くて寝れないし…」
私はそう呟いた。

『1人で何してんだ?』
顔を上げると自分と同い年ぐらいの美少年が立っていた。

そう、これが私達の出会い───。