「前田社長・・・急にお呼び出ししてすいません」

「何か急用でしょうか?鳴海社長・・・」

「実は、前田物産との提携に関してですが、二年更新としていた件ですが、来月で、本契約をうち切りにしたいと思います。
前田物産サイドには落ち度はございません、当社の都合のみです。」

「分かりました。鳴海社長にもお考えがあってのことと思いますので・・・」


「そうし・・・立場を抜きに話をしてもいいか・・・」

「ああ…」

「すまない・・・今回のこと。
いろいろ考えたんだ、お前のことも会社のことも・・・
それでも、俺は社長として男としてチャレンジしてみたい気持ちになったんだよ。
それだけは分かってほしい・・・すまん」

「俊哉・・・なに謝ってんだよ・・・
お前が何も考えなくして結論を出したとは思わないよ。
相当考えたんだろうと思うよ。何年の付き合いだよ・・・
逆に俺のこと気にして、お前のやりたいことができなかったほうが、俺としてはつらいからな・・・
これからのことは別に何も変わらないよ。
もちろん、奥さん同士もな・・・」

「そうし・・・サンキュ・・・」

「まぁな。付き合い長いし、
これからも追い出された時行く家がないと困るしな・・・
まっ。行った時に感じる空気がやばい時もあるけどな・・・」


「全くだ。美咲がイッちゃって放心状態の時とか、ヤッてる真っ最中に来た時もあったくらいだからな・・・」


「としや・・・ヤルとかイクとか 会社でやばいな・・・その言葉。微妙にスケベだ・・・」


「そうし・・・そう考えるお前 大丈夫か?たまっているのか?」

「アホ。お互い若い奥さんがいると、大変だってことだ!!」

「確かにな・・・心配は絶えないが・・・・(苦)」

「まっ。今回の会社の件は了解した。美咲ちゃんの親父さんにもよろしく」

「おっ・・!お前知っていたのか?」

「まあな・・・これでも社長してるからな・・・」