「え?」


「ほら、疲れたときは
帰って寝るのが一番だろ?」


笹川君……

ごめんね、



そういうと
あたしの手をひいた。



「ごめんなさい…」


「謝んなって!花火みてる間に寝られても困るからな?」


ふりかえると
そう告げた。