あ。
アイツの顔が浮かんだ。


どこかで
この、夜空に咲く、満開の花をみてるの…?




…なんか、おかしい。
なんで、こんなに
先生のこと、考えるのよ。











「滝本……?」


笹川君の声に
現実に戻された気がした。