「いつか、すべてを理解して」


「は?」


「それで、
お前を、暗闇から
救い出してやる」



じゃあな、
そういって
手を上げて、
だんだん離れていく。



その背中が
あまりに頼もしくて
怖かった。



ねえ、
なんで貴方は
そんなにも
私に関わるの?