近くにあった
プーさんのぬいぐるみを
腕に抱えてながら
考えをめぐらしていると


「カチャ」

保健室のドアが開いた。

だんだんあたしに
近づいてくるのがわかる。


ああ、やめてよ。
今は、授業とか
出る気ないんだから。