「あー…別にあたし悪くないし。 浮気されて浮気相手に なんだかんだ言われても困る。 奪われたくないんだったら 紐で縛りつけておいとけば いいじゃん。」 魅莉は一瞬びっくりしたような 顔をしたが また響き渡る声で 腹を抱えて笑い出した。 「縛りつけるとかー 芽生サドだね‼ てか、芽生悪くないしっ」 そりゃそーだ。 浮気されるほうが悪い。 あたしには関係ない。 黙って自己暗示