『おはよう。

 昨日は急に怒り出してごめん。

 私にとっては一大決心だから、

 もう少し考えさせて。

 でも、気持ちは

 ホント嬉しかったよ。』

有喜は純一に

昨日のお詫びのメールをする。

すぐさま朝食を口に入れ、

仕事場へ向かう準備をする。

こんな悩みを抱えたままじゃ駄目だわ!

「仕事とプライベートは

 別よ!」

有喜は鏡を見ながら

気合いを入れ、

ペシッ

と自分の顔を叩き気合いを入れる。