こんな状態が
3ヶ月くらい経ったある日、
『プルルルル』
一本の電話が職場に鳴り響いた。
「部長お電話です。
お母様から。」
そう言い、
有喜に電話をまわす。
「もしもし?
どうしたの?
仕事場に電話なんてかけてきて。
私携帯持ってるから
そっちに電話してくれたら良かったのに。」
有喜の母は息つく間もなく話し出した。
「今お父さんの仕事場から
電話かかってきて、
お父さん
ここ1週間くらい仕事に行ってないみたいなの。
ここんとこ会社でも
様子がおかしかったみたいなのよね…。
電話も何度かかけてみたんだけど、
出ないのよ…。
倒れてないか心配だから
ちょっと茨城まで行って来るから。
有喜は心配しなくていいわ。
また連絡するから。」
少し息が張った調子で有喜の母は一方的に話し、
電話を切った。
3ヶ月くらい経ったある日、
『プルルルル』
一本の電話が職場に鳴り響いた。
「部長お電話です。
お母様から。」
そう言い、
有喜に電話をまわす。
「もしもし?
どうしたの?
仕事場に電話なんてかけてきて。
私携帯持ってるから
そっちに電話してくれたら良かったのに。」
有喜の母は息つく間もなく話し出した。
「今お父さんの仕事場から
電話かかってきて、
お父さん
ここ1週間くらい仕事に行ってないみたいなの。
ここんとこ会社でも
様子がおかしかったみたいなのよね…。
電話も何度かかけてみたんだけど、
出ないのよ…。
倒れてないか心配だから
ちょっと茨城まで行って来るから。
有喜は心配しなくていいわ。
また連絡するから。」
少し息が張った調子で有喜の母は一方的に話し、
電話を切った。