怖い    梨呼SIDE

あの日以来毎日手紙があった。でもこの日の手紙は今までの手紙とは違った。[今日の放課後屋上で待ってる。来なかったらどうなるかわかるよね!?]って書かれていた。来なかったら女子達に殴られたり蹴られたりする。これも何回もやられた。やられる度に、恵利は心配してくれる。とうとう放課後になった。
 屋上に行くと、誰もいなかった。ドアの音がしたので振り向くと、男子がいた。抵抗したけど抵抗できなかったので、目隠しされ、腕は紐で縛られた。服は脱がされた。最悪だ。男子は喜んで、どんどん触って私の反応も見ている。幸助けて・・・。かすかに、カメラのシャッター音が聞こえる。とられているのだろう。
 『幸と別れる気になった!?』
 えっ!唯ちゃんの声1?
 私は首を振った。そしたら唯ちゃんは男達に、
 『もっとやっていいいよ』
 私どうなっちゃうんだろう・・・・。

 『お前らなにやっとんの?』
 幸だと思った。でも違った。なつかしのある声。修だ・・・・。
 『あんたも仲間にはいるう?』
 『んなわけねーだろ!!!』
 といい、修は殴っていた!!!
 『絶対別れろよ。別れたらイジメないから!!』
  修は服を着せてくれた。
 『修ありがと・・・。』
 『怖かったんだろ!!!幸はこのこと知らないの?』
 『うん。心配かけたくない。』
 『ねぇ、梨呼。1回別れたら!?また好きだったら、告ればいいんじゃないかな!?』
 『うん。別れてまた付き合うよ・・・・。』

 この決断はあっていたよね・・・・・・・・・