話し合い  幸side

俺は今、屋上にいる。なぜかってそれは梨呼を呼び出したからだ。
 『待たせて、ごめんねーー』
 俺は15分も前から来ている。でも実際梨呼も5分前に来ていた。
 『いや。俺も今来たばっかりだよ。』
 『そっか。』
 しばらくの間沈黙が続いた。俺から切り出した。
 『話したいコトがある』
 『うん。』
 『修に告られたんだって?』
 『何で、知ってるの?あっ!』
 『そう。恵利から聞いた。』
 『言わないでっていったのにーー』
 『言ってほしくなかったのは、相手が修だからか?』
 『・・・・・。』
 『そうなんだな。俺も聞くなら梨呼本人からがよかったよ。』
 『ごめんなさい』
 『で、なんて返事したの?OKしたとかぁ(笑)』
 『ううん。断ったよ。』
 『へぇーーー。』