私が掃除当番だと 他の奴らはさっさと帰って
結局一人で掃除をすることになっていた。

いつものことだし…

ただこれでルナタと一緒にいる時間が
削られてしまったなって そう思った。

一人でゴミ箱を持って
歩いていると

他のクラスのやつに


歩くスピードと一緒に
「どすこい どすこい」と掛け声をかけられた。

その言葉に同調したやつらが

ゲラゲラ笑って

「どすこい どすこい」の大合唱になった。


頬が真っ赤になった。


ここには私の安らげる場所がない。


  学校やめたいな・・・・・

そしたらこんなに辛い思いしなくていいのに



「どすこい どすこい。」

「あははは・・・・。」


こいつらには楽しい言葉でも 私にとっては刃だった。