次は設楽巧くんっておい!




みささんも途中であれ?これは恋愛小説なのか?と思われた方も多数いるでしょう、途中からおっさん2人の会話が現れましたからね、自分でもびっくりですよ





巧くんはとりあえず最初はすっげぇ嫌われようとわざとあんな悪人っぽい登場をさせましたが、忘れてはいけない、彼はあの設楽翔くんのお父様なのです




ぶっちゃけ翔くん以上に色んなことに悩んでいます




でもそれを打ち明けられる友人も数少なく、しかも口下手という性格もありまして、独りでに自分の中にそれは積もっていっちゃいます




さっきわたしはこの世に完璧なお人よしはいないと言いましたが、それを逆に言うと、この世に完全なる悪はないということにも意味がとれます




だから人間早々、悪いやつはいないんだよということです




というかそう信じたいです(まだ世間を知らない大学生の戯言なのでスルーしてください)




そんな巧くんを見えない鳥籠から救い出してくれた花菱父、雪も巧くんに救われたという過去があり、今でもその恩を忘れていません




だからお互い憎まれ口も叩いていますが、唯一無二の親友なのです




あと二人とも家族への愛は人一倍強いです




二人とも奥さんを溺愛しているし、子供たちもちゃんと愛しています




ただ愛情表現の差でしょうかね、巧くん、その愛をまったく子供たちには伝わっておりません




雪よ、かなりうざがられていますよ、その愛