【登場人物への想い】
まずは主人公の花菱美咲ちゃん
彼女はまぁ、典型的なケータイ小説にはどこにでもいる明るくて優しく、誰からも愛される女の子ですね
率直に言っちゃうと
というかこの手の主人公が一番書きやすいのです、はい
けどそれではダメだと、彼女をそんな完璧人間にはしてはいけないと思ったのです
わたしの勝手な個人的意見ですが
この世の中、完璧な人間などいないのです
だからわたしはこんなに愛されている美咲に対しても試練を何度か与えました
まず彼女は貧乏名家の出身だといっても、所詮はお嬢様で、世間知らずなので、きっと自分勝手な性格なのはすぐにわかりました
人のためと言いながらも、自分の大切な人を守るために、その他の人物を無意識に傷つけてしまうであろう彼女にきっつい言葉を投げかけ、反省させました
まぁこれもわたし自身がある人に言われた言葉なんですけどね
結局主人公というのはわたしの写し身で、わたしのなりたい女の子をわたしはずっと書いていました
だからわたしの作品の主人公はみんな明るくて、優しくて、誰からも愛されるのです
わたしがこんな女の子になりたいという願望の表れです
でもそれじゃあいつまで経ってもこの子たちは結局はわたしの操り人形のままなんです
そんなじゃダメだ、この子たちにも苦しみを与えよう、自分で乗り越えていく力を与えなければいけないと自分の身勝手な理由で彼女を何度も悲しめることになって、わたしも今、とっても反省しております
あと恋愛に関してですが、美咲は当初翔くん嫌いバリアーを張っていましたが、これはわたしの趣味です
わたしは最初は意地を張っていた女の子たちが徐々に素直になっていくというシチュエーションが大好きで、この物語ももちろんそうさせていただきました
どうでしたか?ちゃんと徐々に翔くんへの好きを抑えきれなくなっていく美咲を書けていましたか?
んふ(基本的に変態)