「乗れ」
「えっ!?」
「それ被れ」
そう言って渡されたのわヘルメットで私はそのヘルメットを急いで被った

「捕まってないと落ちるぞ」
と言って腰に腕を回された

大きな音を立てながらバイクは風をきってはしる
寒さで手の感覚がなくなり始めたころバイクは一つの大きな倉庫の前で止まった
「着いた」
男はそう言うとスタスタ倉庫に向かって歩いていく
私もバイクから降りて小走りで前にいる男の元へ近づく