「優、どこ?」














呼んだら、柱の影からでてきた













「優、行ってくるね。」














「…――行ってらっしゃい。
咲良、これだけは忘れないでくれ。…怒りで我を忘れるな。」













わかってるよ、優…―――













「じゃあ行くね。」













返事をしないで家を出た













約束できるかわからないから