翠「何でこんな事になってんよ!」

賢「仕方ないだろ。お前が眼鏡落としたんだから。」

翠「私が眼鏡落としただけで何で追いかけて来るん!?」

白【翠は知らぬでいい。言うたところで理解出来なかろう。】

やれやれと阿部先生と白棹が首を振る。

何なんよ!

えー、ただ今の状況を簡単に説明する。

眼鏡を落とした私は素顔を見られ、その瞬間一気に質問攻めに合ってしまったのだ。

慌てて逃げ、阿部先生の機転でただ今体育館倉庫の中。

賢「しっかし、予想以上の反応だったな。こりゃ今まで素顔を隠してなかったらお役目も充分に出来ていなかったろう。」