「...可愛い...」

小さな声で、囁いた陵。

ドキ...

「ありがと...///」

恥ずかしくて、声が小さくなってしまった。

神社へ続く道には、多くの人が歩いていた。

家族連れ、カップル、友達同士...

たくさん...

「めっちゃ、遊ぶぞー!」

「うん!」

私達は、人ごみに入っていった___



「思ったより、凄いね~」

「手、離すなよ」

「うん...大丈夫」

思った以上に、人数が多かった。

でも、やっぱり陵と一緒に居れる事が

嬉しくて...

はしゃいでる陵は、あの頃みたいで...