「美雨?」
「無理して、笑わないで...
泣いていいからさ...」
「うぅ...ひ...っく」
きっと、我慢していたのだろう。
秋穂は、私の腰に手を回して
泣き始めた。
「頑張ったね、頑張ったね...」
私は、そう言いながら
秋穂と一緒に泣いた。
陵も、同じく我慢していた涙を
静かに流し始めた。
*
泣いてもう何時間経っただろう。
時計の針は、4時を指していた。
「そろそろ、帰るね」
「何か...ありがとね」
「何言ってんの?
当たり前でしょ!!」
「明日も来るから」
「うん!
待ってる」
「じゃあね」
「バイバイ~」
「またな」
そう言って、病室を出た。
「無理して、笑わないで...
泣いていいからさ...」
「うぅ...ひ...っく」
きっと、我慢していたのだろう。
秋穂は、私の腰に手を回して
泣き始めた。
「頑張ったね、頑張ったね...」
私は、そう言いながら
秋穂と一緒に泣いた。
陵も、同じく我慢していた涙を
静かに流し始めた。
*
泣いてもう何時間経っただろう。
時計の針は、4時を指していた。
「そろそろ、帰るね」
「何か...ありがとね」
「何言ってんの?
当たり前でしょ!!」
「明日も来るから」
「うん!
待ってる」
「じゃあね」
「バイバイ~」
「またな」
そう言って、病室を出た。