やっぱり...

会うのが怖い。

どんな顔して会えば良いのか

分からない。

分からないまま、時間は過ぎていった_____




ピンポーン...

時計の針は、1時を過ぎてすぐだった。

家のチャイムがなり、陵が来た事を確認。

「お母さん!!

 行ってきます」

「いってらっしゃい。

 気をつけてね」

「はーい」

ガチャ...

「よっ!」

「おっす!」

「じゃあ、行こうか」

「うん!」

陵は、服を着替えていた。

やっぱり、カッコよく見えて...

「今日...

 ここの近くで、夏祭りだったな」

「そういえば!!

 今年も行きたいなぁ」