秋穂が家に入ってすぐだった。

私が横断歩道を渡っていた時に___

キキーーーバンッッッ___


私は、事故に巻き込まれた。

「おい...子供がひかれたぞ!!

 救急車を早く!!!!」

「あ..き...ほ...りょ..う」

「今の音何?」

秋穂と秋穂のお母さんが出てきた。

「秋穂...あの子...」

「え...美雨?」

「あ...き..ほ?」

「ちょっと...冗談でしょ?

 美雨。何で車の下にいるの?

 早く出ておいでよ。危ないよ」

「ご...め..んね...」

「美雨?ねぇちょっと!!

 美雨!!どうして...美雨ーーー!!」