「あーきほ、帰ろー」

「いいよー」

「俺は!?」

「え...一緒に帰るの?」

「秋穂ったら...陵も一緒に帰ろ♪」

「おう!」

なんだかんだで仲がいい2人。

帰る方向は3人共、同じなんだ。

凄い偶然でしょ?

帰り道は学校の事とか、春休みの事、

笑いながら帰っていた。

「じゃあな」

一番最初に着くのは、陵の家。

「また明日ー」

「バ...バイバイ」

「おう、またな」

そして、お互い手を振り別れた。

3人揃う明日がない事に気付かず...