「笹神 桜。」


「はい。」


「俺、月神 龍夜を生涯愛し共に生きることを誓いますか?」


「誓います。


…月神 龍夜。」


「はい。」


「私、笹神 桜を生涯愛し共に生きることを誓いますか?」


「誓います。


では、指輪交換を。」



桜は俺に指輪をはめ、俺は桜の白くて細い綺麗な指に指輪をはめた。



「それでは、誓いのキスを。」



そう言って、お互いに見つめあい優しく微笑んでゆっくり目を閉じ、キスをした。


ゆっくり目を開けると、桜がほんのり頬を赤く染めて俺を見つめていた。

そんな桜に俺は囁いた。