それから、桜は目を開けることなく3日が経った。
俺は、毎日桜のところに朝早くから行き夜遅くに帰るという生活をしていた。
正直、体も限界に近づき精神も限界に近づいていた。
食欲も出ず、眠気も起きない。
どれだけ俺の世界が桜中心に回っていたかわかる。
桜がいないと何もする気が出ない。
世界の色がだんだんと薄れていくのに、桜だけは色鮮やかなままだった。
「桜…。お前はいつまで俺を待たせるんだ?」
今日も桜の傍で桜に問いかける。
もちろん桜からは何も返事はない。
「桜…。俺は、お前の声が聞きたい。お前の声が思い出せないんだ。桜の意識がなくなってから4日は経ってる。他の奴等は経った4日でって思うかもしれねぇけど、俺には4日もなんだ。長いんだよ…。
なぁ?桜。
俺は、お前を愛してる。信じてるから早く俺の腕のなかに来てくれよ!!
桜…。」
ゆっくり瞳を閉じた俺は桜の唇に口付けをして隣に寝転んだ。
龍夜side end~
俺は、毎日桜のところに朝早くから行き夜遅くに帰るという生活をしていた。
正直、体も限界に近づき精神も限界に近づいていた。
食欲も出ず、眠気も起きない。
どれだけ俺の世界が桜中心に回っていたかわかる。
桜がいないと何もする気が出ない。
世界の色がだんだんと薄れていくのに、桜だけは色鮮やかなままだった。
「桜…。お前はいつまで俺を待たせるんだ?」
今日も桜の傍で桜に問いかける。
もちろん桜からは何も返事はない。
「桜…。俺は、お前の声が聞きたい。お前の声が思い出せないんだ。桜の意識がなくなってから4日は経ってる。他の奴等は経った4日でって思うかもしれねぇけど、俺には4日もなんだ。長いんだよ…。
なぁ?桜。
俺は、お前を愛してる。信じてるから早く俺の腕のなかに来てくれよ!!
桜…。」
ゆっくり瞳を閉じた俺は桜の唇に口付けをして隣に寝転んだ。
龍夜side end~