通学中~皆がお姉ちゃんを見ていた。

そりゃ~お姉ちゃんが綺麗だからだ。


でもお姉ちゃんは気にしないで歩いている。


「お姉ちゃん~皆が見てるけど気にしないの?」


「気にしないわよ。それより新しいクラスはどう?いい男いた?」


「いないよ…私は遥を待ってるから」

「遥君いつ戻ってくるのかしらね」

「わからない…でも戻ってきたらあの日のことを聞きたいだから出迎えるんだ」


「そうなの。偉いわね。」


遥…待ってるから…

どうしてもあの日のことを聞きたいの。