その日の夜、あたしたちはかなり遅くまで起きていた。

そして衝撃的なことを耳にした。


「えっ!?何だって!?もっかい!!」

「だぁかぁらぁー!!」


あたしは春菜が言っていることが意味わからなくて、もう一度聞いた。


「選択家庭科のときの話なんだけどー」


あたしたちの学校には選択教科というのがあって、そのなかに
選択理科
選択家庭科
選択技術
があり、たまあにそれで授業をするときがある。

ちなみに春菜と京介は選択家庭科。
あたしと瑠憂と塩田は選択理科。