そんな中また携帯の着信音が鳴った。
出てみると今度は
康太のお兄ちゃんの樹(タツキ)。

樹とは前から面識あったからか
ちゃんと康太のことを話せた。

樹は康太に話したいらしい。
このままじゃいけないと思って
あたしは
「わかった。康太に話してみる。
だけどまず樹だけで話してくれない?
康太もちょっとピリピリしてるから。」
と言った。
樹は"わかった"って言って電話を切った。

康太に話しをして、
嫌がってるのに無理矢理連れてった。
樹にも電話して来てもらった。


"殴るかもしれないでちょっと下がって。"
あたしに一言残して
樹と康太はどっかに行ってしまった。


優と康太を待っていたら、
お母さんが来てちょっと話した。

"また康太から連絡させるね。"
って。