なんで康太の言葉一つ一つに
こんなに感情が生まれるんだろう。
嬉しくなったり、悲しくなったり
辛くなったり、泣きたくなったり
笑いたくなったり、怒りたくなったり。
よくわかんなくなっていた中、
メールが届いた。
「好き。結愛付き合って。」
「返事、次遊ぶ時まで待って。」
「夜まで待つから考えてくれん?」
「わかった。またメールする。」
あたしは迷った、悩んだ。
康太は曖昧な気がした。
でも半年以上も想っていてくれた。
あたしは康太が好きなのかわからない。
傷つけるのはわかってる。
だけど恋愛ってのは
信じない限りなにも始まらない。
だから
康太がくれた愛と勇気の四分の一ぐらいは
"信じてみよう"って思ったんだ。
夜あたしがしたメールはもちろん
「付き合お」
って四文字。
20100518 これがあたしらのはじまり。