「花織、ごめんな。誕生日にあんなことになって。台無しにして。」

「幸夜が助かったんだし、そんなこといいよ。」

「だけど…」

「じゃあ、幸夜が退院したら、またやろうよ。」

「そうだな。退院したら、幸夜の退院祝いと幸夜と花織の誕生日祝いのパーティーをやろうぜ。」

「そうだね。ちゃんと治して、またやろう。私が毎日お見舞いに来てあげるし。」

「上から目線だな。
まぁサンキュ、百合。」