そこに写っていたのは、痴漢ヤローとアタシだった。

しかも、痴漢されている真っ最中。


ちょっとちょっとちょっと!!!!!!

何これ!
あり得ないンですけど!!!


え?待ってコレ。
丁度スカートの中に手入れられて、パンツ見えちゃってんですけど!!!


「うぎゃあああああ!!!/////」

携帯を取り上げ、パタンッと閉じる。


「これ、証拠ですよね?」


「くっ…。」


痴漢ヤローはやったことを認め、警備員に連れていかれた。



「はぁー。」


だて眼鏡の人が大きなため息をつく。


「ありがとう。」


改めて、顔を見る。