「さっきの!絆創膏!」



ピンクの絆創膏を出す。



「ピンク?…じゃあ俺のも・・・」


「そうだよ?」




“似合わねーな”と先生は笑った。






「先生笑ってないで貼ってよ!」


「あ?あー忘れてた」



「もー!」



先生はあたしの指に丁寧に貼ってくれた。






見かけによらず器用・・・。






「ん。出来た」


「ありがと・・・先生!」